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Kanon(PSP版)

Last-modified: 2008-02-03 (日) 23:37:28 (3848d)
この「Kanon(PSP版)」は書きかけの項目です。項目が書きあがるまで、しばらくお待ちください。


分類PSPソフト / ギャルゲ
メーカー・ブランドプロトタイプ
製品リンク【AA】
PROTOTYPE Kanon 公式ページ
WikipediaKanon (ゲーム)
購入店Sofmap.com

概要

KeyよりPC版が発売されその後DC,PS2と移植された、「Kanon」のPSP版。

「泣きゲー」というジャンルの確立に大きな影響を与えた、代表的な作品。

初出のPC版から7年以上たっても、新たにTVアニメが作成されたり移植されたりと、いまだ色あせない。

名作と評価する人も少なくなく、根強い人気がある。



PSP版のベースとなったのは、PS2版(DC版?)。

シナリオやキャラなどの変更はなく、これまで声なしだった主人公に声が付いたのが唯一の追加要素。主人公を含むキャラの声優は、京アニ作成TV版と同じ。*1

しかし、UMDの容量の都合か、声が入っていない部分のあるパートボイス仕様になっている。前半導入部と後半盛り上がりは声が付くものの、中盤の声は収録されていない。


ストーリー

主人公の相沢祐一は、家庭の事情で北国の町に引っ越し、従姉妹の水瀬名雪の家に居候することになった。

子供のころ過ごしたことがあるものの、慣れない雪国で過ごしていくうちに、祐一は名雪を含めて5人の少女と仲を深めていく。

そして祐一は、小さな奇跡を体験する。


ゲームシステム

よくあるオーソドックスなアドベンチャー形式のシステム。画像・キャラ絵が全画面に表示されて、画面の下部にテキスト表示用のウィンドウが置かれている。

動作は快適。文章表示はスムーズで、画像やBGMの読み込み待ちはほとんどない。通常のゲーム進行ではストレスは感じなかった。



過去の文章を読むためのバックログに加えて、文章の巻き戻し機能がある。

文章を巻き戻すと、内容に合わせて画面やBGMも変わる。キャラのセリフも再生。

選択肢も戻ることができて、そこから再選択も可能。Lボタン/Rボタンで高速巻き戻しと早送りもできる。なかなか便利。

ただ、巻き戻った位置から、最後に読んでいた位置までジャンプすることはできない。これができたら、もっと便利だったのに。

日付が切り替わる時に表示される、「夢 夢を見ている」で始まる自動イベントは、イベント単位で巻き戻し。一部分だけ見ることはできない。自動イベントを抜けるには×ボタン。



環境設定は、項目は多くないけど十分。

文章の表示速度(自動表示も可能)と、スキップの動作(既読,未読)、音量設定。

キャラボイスの音量は、主人公だけが独立。他のキャラはまとめて1項目で音量設定。

音量を0にした項目は、データの読み込みを行わなくなる。



セーブ/ロードは、画面表示も読み書きも高速。


システム雑感

PC版のKanonをプレイしたのはかなり前のことだけど、そのイメージはまだ残ってる。

PSP版を起動すると、昔プレイした懐かしいタイトル画面が表示されて――

まず感じたのは、“なんとなく、BGMの音質があまりよくない……?”

タイトル画面で流れる「朝影」の透明感が不足気味な気がする。

UMDの容量に収めるために、かなり圧縮してるのかもしれない。



PSP版Kanonは、京アニ作成アニメ版Kanonが放映されている中で発売された*2けど、アニメ版とは声の印象が少し違う気がした。

声を当てている声優は同じ。アニメ版も原作の台詞回しを参考にしている。

でも、どことははっきりいえないけど、なんとなく違う。

たぶん、主人公のほかの声は、過去の移植版の素材を使っているのだと思う。

新たに録りおろされた主人公の声がアニメ版と変わらない印象なので、余計に違和感が出るのかもしれない。





PSP&UMDの仕様なのか制限なのか、UMDの読込みがかなり頻繁に入る。プレイ中にロード待ちがほとんど起きない(たぶん先読みしてる)ので、ゲームを進める上では問題にはならないけど、UMDの読み込み音がかなりうるさい

ゲームの雰囲気が静かで透明感のあるものなので、この読み込み音が邪魔になることがしばしば。

プレイするときには、一人のときでも、イヤホンかヘッドホンを使うことを強く推奨。*3



PC版ではVGAサイズだった画面は、PSPにあわせてワイド画面になった。

でも、あまりメリットはなし。

キャラの立ち絵はそのまま。

背景画像は、ワイド画面に合わせて単純に拡縮。そのため、背景は横に引き伸ばされた感じになってしまってる。

1枚絵で表示されるイベントCGは上下をカットして使用。違和感のない位置でカットされているので、あえてPC/PS2版と見比べることをしなければ、気づかないかもしれない。





なんとなく、“オリジナルの劣化版”のようになってしまっているのは残念。

最大の特徴は、「Kanon」がポータブル機でプレイできるということ。

それだけという気もするし、それで十分という気もする。

PSPのスリープ機能で、いつでも中断できて、直前の位置からすぐに再開できるのは便利。この辺は、さすがはポータブル機。


ゲームの感想

PSP版に限らず、Kanon全般について。

絵を気にしてはいけません。

プレイしているうちに慣れます。たぶん。

「シナリオ重視」という言葉は、きっとKanon信者がKanonのために作ったに違いない。



Kanonは、序盤は展開がほのぼのとしていて変化に乏しい。

それでもPC版は、一度に表示される文章が少ないことと、声がなくてプレイヤー自身のペースで文章を読み進めることができることで、さくさくと店舗よく進めることができた。PC版では“声がない”ことがメリットになっていた。

CS版*4になって声が付いたことで、テンポが間延びしがち。そのため、序盤は少し眠くなってしまうのが難点。

終盤は、物語にのめりこんで寝ることなどできなくなってしまいますが。



(書き込み途中)


*1 声優引退に伴い、美坂栞の声はPS2版とは声優が違う。
*2 2007年2月
*3 それはそれで、BGMの違和感を余計に強く感じてしまうことになってしまうけど。
*4 コンシューマ版,家庭用ゲーム機版